志賀町 丸田様
<丸田様邸 1階理容室・2階住居>
家族構成:
志賀町高浜で理容室経営の若夫婦(ご両親は別の家でお住まいです)
※平成18年2月の訪問時
入り口の青いポールと看板がグレートーンの外壁に映えて、素敵な目印になっています。外国の雑誌も参考にしながら悩みに悩んだという外観からは、つい入ってみたくなるような Welcome な雰囲気も漂っています。
東京で理容師として活躍されていたご主人の賢信さん。金沢での独立の準備が整い店舗まで決まっていたのですが、お父さんとおばあさんが病気になり、志賀町でご両親が経営する理容室を継ぐことになりました。ところがいざ帰ってみると、築35年近く経った店舗は老朽化が著しい。全国理容大会など数々の大会で優勝してきたご主人のキャリアを生かし、新規の客層を開拓していくためには改装が必要でした。新築かリフォームにするかの検討も含めて打ち合わせを重ね、最終的に基礎を生かした増改築案で決定しました。
「ボクの中で店のイメージはあったので、こちらから提案をすることはいくらでもできます。でも関軒さんはその上をいくというか、その案を実現するためのプランを次回の打ち合わせには必ず提示してくれました。ボクが言おうと思っていたことを設計士さんも考えてくれている。それはとても助かりましたね」。賢信さんが修行時代に学んだことは、仕事をする上で妥協をしてはいけないということ。「だから、親戚も含めて10社以上から話をいただいていたのですが、関軒さんに決めさせてもらいました」。
前の店舗で一番問題だったのは防音と結露。ペアガラスを採用することでそれをクリアし、基礎部分や梁に耐震補強も施しました。「国道沿いですので、夜寝ていてもトラックが突っ込んでくるような音と揺れだったのですが、今は全然違いますね」と奥様の千夏さん。採光や細かい照明、椅子や待合のスペースの配置など、最後まで手を抜かないお二人と、期待以上の答を出し続けた関軒建設。妥協のない仕事の掛け算でリフォームを超えた満足感を得られたようです。
採光、照明、使い勝手、すべてに満足
柔らかい日差しが白い壁に反射して、明るくて清潔な印象の理容室。照明にもこだわり、お店のレイアウトも自在に変えられる最新の設備を導入しました。
とてもリフォームとは思えません
お客様が座る椅子の天井は柱を継ぎ足して吹き抜けに、動かせない柱や梁にはクロスを巻き、あえて見せることで雰囲気づくりに利用しました。意識的に壁をくりぬいて見通しを良くする演出も。
みんなに優しいトイレが話題に
お客様が驚く全自動(?)トイレ。車椅子の方も安心して入れるよう、広さも充分にとってあります。
おっ?入ってみようかな
店の中の雰囲気やスタッフの仕草が見えると、初めてのお客様も安心して入れます。でも、見えすぎもまたダメ。縦長のガラスにしたり、観葉植物で目隠しをしたり。お店が変わってご両親も5歳くらい若返ったねぇという声も。
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| 【Before:ビフォー】 | 【After:アフター】 | |
シンプルで、使い勝手が良くて
遅い日は仕事が終わるのが10時、当然キッチンは効率重視です。一見コンパクトですが、食器棚がいらないくらい収納力は抜群。洗った食器をポンと入れるだけのワゴンがボタン1つであがってくるすぐれものです。 プレゼントのダーツや趣味のエレキギターが、無彩色を意識した部屋のアクセントになっています。この広いリビング、後々は仕切れるようにしてあるとか。
念願かなって、ウッドデッキ
冬の寒い夜でもデッキでビールを飲んでいたというくらいのご主人ですから、陽気がよくなれば当然‥‥!「年間の企画は頭の中にあるようです」と奥様。まずは花見でしょうか。
思った以上にいい感じ
鏡を横につけたり脱衣場と洗面所の境の壁をガラスにしたり、工夫の甲斐があって想像以上に広くゆったりしたお風呂になりました。
細かい部分にも二人のセンスが
洗面ボールやドアのノブ、トイレットペーパーのホルダーまでお洒落です。コンセントはたくさんつけてもらうなど、使い勝手への配慮も万全。
寝室に余分な棚やたんすがない!!
クローゼットを開けてびっくり、ひと部屋とれるくらいの広さで仕切りや棚もいっぱい。広々と機能的に部屋を使うためには、収納は重要なポイントだということを実感。
「良い空間をつくっていただいたので、あとは僕たちが頑張らなくては」という言葉に、リフォームという制約の中で、長年温めてきた店のイメージを形にできた喜びを感じました。
椅子に座り見上げると吹き抜け天井、静かに流れる音楽、スタッフのキビキビした動き。それらの全てがお客様にとって心地いいのでしょう。失客もなく、新規のお客様も増えたと聞いて納得。若い女性も増え、クチコミで金沢から通ってくるお客様もいらっしゃるというのですから驚きです。
着付けやエステなど新しいメニューの開拓にも意欲的。「次は真ん中に噴水のある店を‥‥」など、新しい構想もあるようですよ。精一杯仕事をし、思いっきり生活も楽しむお二人。これからが楽しみです!
レポーター 泉谷 浩美



